人財定着の秘密
接客の指導者や店長、本部でのキャリアアップなど、様々な活躍の形を提示できるのは当社の強み。それは人財の定着にもつながっています。
昨今、仕事の内容や待遇が自分の希望とかけ離れたものであることが離職につながりやすいと言われていますが、その点、当社には希望と現実にそれほど開きのない環境条件が整っているのかもしれません。
店長やエリア長、係長や課長など、役職というキャリアアップを目指す「等級制度」、またメインの仕事である「接客」でキャリアアップを目指す「接客等級制度」の2つの制度があります。
さらにそれを支える「資格取得支援制度」やキャリアに合わせた各種研修を準備し、前向きに取り組む従業員を、会社全体でバックアップする体制を整えています。
働けるように心を砕きます。
生み出します。
様々なキャリアがあります。
期待と不安を抱えた新入社員のフォローアップ研修も万全です。まず入社前に行う4泊5日の研修で基本的な業務をレクチャーした後、互いに励ましあえるよう一店舗に複数の新入社員を配属。そこでは専任の教育担当が同じシフトで業務にあたり、1カ月間丁寧にサポートします。そして3ヶ月後と半年後に新入社員だけが集まってフォローアップ研修を実施。この研修では、近況を話し合ったり、悩み事を相談したりして、初心に返りリフレッシュをして、次の目標設定をすることを目的としています。そういった取り組みが奏功し、ここ3年間は入社1年以内の離職者が一人のみという着実な結果につながっています。
また「肉体労働だし長く働けないのでは」との誤解を一掃するキャリアアップの仕組みも確立。数々の店舗で店長を務めた後、店長を統括する営業の責任者となったり、経理担当や人事担当として活躍したりと、多くの社員が様々なキャリアアップのスタイルを体現しています。つまり店長を最終到達点とするのではなく、それをサポートする本部業務や、接客のインストラクターなど、男女ともに定年までしっかりと勤め続けてもらえる環境を整えているのが当社の特長だと言えるでしょう。
整っています。
同年代に比べて収入はやや高め、残業もほとんどなく、比較的恵まれた職場環境だと思います。和やかな人間関係も居心地の良さの理由でしょう。スタッフの年齢層が広いため、どの年代の人が新たに加わってもスッと馴染める雰囲気です。私も親になり、今は年上のスタッフと子どもの話を楽しむようになりました。改めて、仕事とは”何をするか”より”誰とするか”が大切だと実感する日々です。また店舗間の異動はそれなりにありますが、大きく業務が変わることはないため、積み上げた知識や技術をそのまま活かせるのもこの仕事の良いところだと思います。
常に心がけているのは、年齢やポジションに関係なく、スタッフには「〇〇さん」と呼びかけ、敬語で話すこと。それによってオンとオフを切り替え、馴れ合うことなく業務にあたることができます。程よい緊張感があってこそ、仕事の精度も上がると確信しています。
心を砕きます。
マネジメントが仕事です。
残業はほとんど発生しませんが、あるとしたらそれは新台入替のタイミング。でも新入社員の私はまだその作業に携わることがなく、ほぼ毎日定時に退社しています。また月に数日は希望日に休暇を取ることができるため、プライベートな予定も立てやすく大変助かっています。
居心地満点の職場環境は、先輩方の人柄の良さがあってこそ。常に接しやすい雰囲気をつくってくれるので、分からないことや困ったこと、心配事などがあればすぐに相談できるという安心感があります。
また私自身が心がけているのは、誰かに話しかけられたら返事をおろそかにせず、どんなときもハキハキと答えることです。それによって「あなたともっと会話を続けたい」という意思を示し、円滑で継続的なコミュニケーションにつながるよう努めています。
仕事の割合が増えていきます。
ヴィームスタジアムの細やかな接客と行き届いたサービスの秘密は、バックステージに隠されていました。ほぼ残業がなく休みも充実。さらに良好な人間関係が構築されていて、仕事やプライベートな悩みも相談できる雰囲気がある。そんな好環境だからこそ、スタッフの皆さんは安心して仕事に打ち込むことができるのでしょう。若手の成長が著しく、早くから頭角をあらわす社員が多いのも納得です。また店長をはじめとする責任者の皆さんが、いかに部下にとって働きやすい環境をつくるか、常に考えをめぐらせているのも印象的でした。先輩後輩や同僚が互いに支え合い、一丸となって仕事に取り組んでいる様子が伝わります。